Jesus fällt zum dritten Mal unter dem Kreuze
「イエス、十字架の下に三度倒れる」は、ドイツのヴュルツブルク周辺で見られる、十字架の道行きの第九留です。十四の場面で構成されるこの信仰の道は、イエスの死刑判決から埋葬までの歩みをたどります。ここでは、磔刑へ向かうイエスが、十字架の重みに耐えきれず三度目に倒れる瞬間が表されます。教会の内部や巡礼路に置かれた各留は、苦難と犠牲について思いを巡らせる場になっています。
ヴュルツブルクの巡礼教会ガウケーニヒスホーフェンには、ハインツ・シーストルが一九一九年に制作した十四の木製レリーフがあります。楕円形の金色のメダリオンは十字架を頂き、ボッシ兄弟の使徒メダリオンを思わせる意匠を見せます。ビーベレーレンのオイレンベルクでは、ブルクプレッパハ産の石による新ゴシック様式の浮彫が、二百七十段の道に沿って並びます。そこでは、屋根形の覆いと十字架を備えた台座が、十字架礼拝堂へ向かう風景を形づくっています。木と石、簡素な造形と精緻な造形が、地域の信仰と美術の歩みを伝えます。
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