Studio Museo Francesco Messina
ミラノの古代ローマ地区にあるStudio Museo Francesco Messinaは、サン・シスト・アル・カロッビオ教会を使った美術館です。17世紀初頭に建てられた教会は、ロンゴバルド時代の基礎の上に立ち、現在は聖別を解かれた空間として作品を迎えています。二つの階に広がる展示では、歴史的な建築と彫刻の力強い存在感を感じられます。
フランチェスコ・メッシーナは1970年代、荒廃していた教会と付属司祭館を修復し、生涯のアトリエとして使う提案をミラノ市にしました。三年の修復を経て、1974年に美術館として整えられています。館内にはブロンズを中心に、彩色テラコッタ、石膏、 大理石、蝋で制作された彫刻があります。走る馬、踊る人物、20世紀の著名人を表す胸像が、動きと人間の姿を伝えます。
紙の作品にはリトグラフ、水彩、鉛筆画があり、彫刻と共通する主題を展開しています。戦争の悲惨さを告発する「Impiccati」シリーズも、その静かな緊張感を残す作品です。常設作品は現代美術や企画展示とも対話し、17世紀の建築に過去と現在が並びます。
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