Fastnachtsbrunnen
ファストナハツブルンネンは、ドイツのマインツにあるシラー広場の青銅製噴水です。高さは約9メートルで、赤い砂岩の水盤が足元を囲んでいます。広場には古木や大きな花壇があり、カーニバルを題材にした小さな作品も並びます。車いすでも訪れやすい場所です。
1967年に公開された噴水は、ミュンヘン出身の芸術家ブラジウス・シュプレンと、マインツの建築家ヘルムート・グレーフが手がけました。200体を超える青銅の人物像と寓意像が、マインツのカーニバル文化や歴史を映し出しています。父なるライン、修道士、道化師、アルルカン、頭の前に板を掲げる男など、個性的な姿が集まっています。ブドウの蔓や、パン、ソーセージ、ワインを表す「ヴェック、ヴルシュト、ウン・ヴァイン」の意匠も見られます。
後ろ向きにロバへ乗り、尾をつかむ男の姿は、かつての風変わりな罰を表しています。細い基部へ向かってすぼまる構成は、道化師の不安定な世界と生きる喜びを象徴します。西側から眺めると、カーニバルの時期にはマインツ大聖堂が逆さになったような趣も楽しめます。隣のシラー記念碑とともに、祝祭の広場を印象的に形づくっています。
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